イベント民泊沖縄市

プロ野球の広島東洋カープの沖縄キャンプに合わせ、沖縄市観光物産振興協会と「とまれる沖縄」(那覇市)は、 20日~3月1日に旅館業法許可がなくても民家が宿泊サービスを提供できる「イベント民泊」を同市内で実施する。
県外でイベント民泊の開催実績はあるが、県内では初の事例となる。
「イベント民泊」の実施により、市内の一時的な宿泊施設不足問題を解消するほか、合法民泊の周知も図っていく。
同協会はイベント民泊実施期間中、県内外カープファンの交流会開催も検討しており、地元の温かい歓迎により今後同市へのリピーター客の増加を期待する。
今回の実施結果を踏まえ、今年9月中旬に行われる第62回沖縄全島エイサーまつりでも本格運用を目指す。
イベント民泊は、多数の集客が見込まれる年1回のイベント開催時に宿泊施設が不足する地域で、旅館業法許可がなくても旅行者に民家が宿泊サービスを提供できる期間限定の仕組み。
行政が認めたイベントであれば実施できる。
沖縄市観光物産振興協会によると、25日に市内で開催される広島カープのセ・リーグ優勝パレードに合わせ、イベント民泊の利用がピークになると見込んでいる。
同協会の担当者は「イベント民泊の実施をきっかけに、合法民泊の重要性を周知していきたい。今後リピーター客が増えれば、ホテルの誘致につながる可能性もある」と期待した。
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