カギ・鍵
先日沖縄で民泊フロント―サービスにファミリーマートが参入報道がありましたが、今回はコインランドリー事業です。
民泊を始める時の物件選びのチェックポイントはコインランドリーが徒歩5分以内、乾燥機を含め複数台あるかです。
シーツやバスタオルを3名~4名分を短時間で洗濯・乾燥をするのは、家庭用では無理です。
そんな時コインランドリーの業務用乾燥機は強い味方となります。
民泊のクリーニングはゲストの退去時一回のみ行われ、その中にはベットメイキング、リネン類の洗濯・乾燥も含まれます。
物件近くにコンビニ+コインランドリー+フロントが備わったいるのは最高です。
逆にコインランドリー事業を単体で考えている人は注意しないとコンビニに持っていかれます。
山ノ手線沿線のコンビニは、どうなるのでしょうか?
コンビニエンスストア大手のファミリーマートは23日、コインランドリー事業に参入する方針を明らかにした。
都市部を中心にコインランドリーの利用者は増えている。
今度はコインロッカー事業にも参入ですかね?
ファミマは2019年度末までに、コインランドリーが使える店舗を約500店展開する計画だ。
店内に併設する形のほか、郊外の店舗では、駐車場の一部に専用の建物を設けてコインランドリーを使えるようにする。第1弾として、18年春をめどに関東地方の2店舗で始める。
共働き世帯が増える中、週末にまとめて洗濯をしたい利用者や単身世帯が増え、クリーニングよりも安いコインランドリーの需要は増している。ファミマはこうした顧客を取り込むことでコンビニでの「ついで買い」につなげるなど相乗効果を狙っている。
沖縄ファミリーマート(那覇市、野崎真人社長)は2日、空き室を活用して一般住宅に有料で客を泊める「民泊」事業で、県空室対策事業協同組合(那覇市、佐平八十男代表理事)との業務提携を発表した。県内のコンビニ店舗が「チェックインポイント」となり、安心・安全な環境で民泊利用者にスマホなどの電子機器を通じて開錠・施錠できる鍵の受け渡しを行うサービスを7日から始める。
同組合が手掛ける民泊仲介サービス「コンビニアム」は、宿泊者を募っている県内の別荘や空き家をウェブサイト上に登録し、観光客などの宿泊希望者が民泊物件の検索や宿泊の予約ができる。
宿泊の際には、予約した物件近くのファミリーマートに設置されている情報端末ファミポートで「チェックイン専用QRコード付チケット」を発券する。民泊物件は電気通信で鍵を操作するスマートロックで施錠されており、QRコードをスマホで読み取ることで、スマホが電子キーとなって部屋の開錠ができる。
沖縄ファミリーマートは「防犯カメラや対面機会がないことによる利用者の安全面の不安など、民泊での課題を、各店がフロント業務的役割を果たすことで解決する」と述べた。
コンビニエンスストアのファミリマートがフロントサービスを代行することは、民泊事業をする上でものすごい朗報です。
ホテルと違い24時間スタッフを待機させるのは難しです。
コンビニは24時間営業で、食料、キャッシュディスペンサー等至りに尽くせりです。
今回は沖縄ですが、全国に広がれば民泊ビジネスは加速して成長します。
沖縄ファミリーマート(那覇市、野崎真人社長)は2日、空き室を活用して一般住宅に有料で客を泊める「民泊」事業で、県空室対策事業協同組合(那覇市、佐平八十男代表理事)との業務提携を発表した。県内のコンビニ店舗が「チェックインポイント」となり、安心・安全な環境で民泊利用者にスマホなどの電子機器を通じて開錠・施錠できる鍵の受け渡しを行うサービスを7日から始める。
同組合が手掛ける民泊仲介サービス「コンビニアム」は、宿泊者を募っている県内の別荘や空き家をウェブサイト上に登録し、観光客などの宿泊希望者が民泊物件の検索や宿泊の予約ができる。
宿泊の際には、予約した物件近くのファミリーマートに設置されている情報端末ファミポートで「チェックイン専用QRコード付チケット」を発券する。民泊物件は電気通信で鍵を操作するスマートロックで施錠されており、QRコードをスマホで読み取ることで、スマホが電子キーとなって部屋の開錠ができる。
沖縄ファミリーマートは「防犯カメラや対面機会がないことによる利用者の安全面の不安など、民泊での課題を、各店がフロント業務的役割を果たすことで解決する」と述べた。
イタリア語の、アルベルゴとは「ホテル」、ディフーゾは「分散・拡散」を意味する。
直訳すれば「分散したホテル」となります。
一般的なホテル・旅館は、施設内で食事から買い物までサービスを提供するのに対し、アルベルゴ・ディフーゾは、街の中の複数の建物を利用にます。
街全部がホテル・旅館のイメージです。
街の中心部にフロント・レセプションを設け、そこから一定の範囲内の空き家・空き部屋、空き店舗等を宿泊部屋やホテルの施設として活用する。
従来のホテルが一つの建築物内で上下に展開する「垂直型ホテル」とすれば、アルベルゴ・ティフーゾは、集落内で面的な広がりをもった「水平型ホテル」と言える。
ホテルの基準では、レストラン・食堂の併設が義務づけられています。
アルベルゴ・ディフーゾの場合、わざわざ作る必要がなく、街中にレストランが1件でもあり、それを活用することができるのであれば、問題ありません。
新たな施設を作る必要はなく、街中の既存の施設を最大限活用するのである。
都心を中心に民泊運営は部屋数が少ないと人件費の関係で人を現場に置くのは難しいので、鍵の受け渡しがポイントになります。
郵便ポストでカギの受け渡しをすると、利用者の到着時間を気にすることがなくなるので便利です。
しかし、セキュリティーの問題や受け取り方法の勘違いからトラブルになることもあります。
訪日外国人は部屋を利用する前、利用後の荷物の預け場所を探すのも苦労しています。
フロント・レセプションサービスを中心に民泊が水平に展開されるのが民泊の未来像かもしれません。
国は民泊新法でも、本人確認とカギの渡し方には3つの方法を示していますが、その中にホテル・旅館のフロント活用が示されており、「アルベルゴ・ディフーゾ」をイメージしているのでしょうか?
宿泊者確認3つの手法
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1つ目は対面の確認。パスポートの写真と顔をみて滞在予定者の名簿と照らし合わせる。
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2つ目は周辺のホテルや旅館による代行。フロントでパスポートと本人の顔を確認し、部屋のカギを渡す。
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3つ目は部屋にタブレットやスマートフォン(スマホ)などの電子端末を置き、テレビ電話を通じ確認する。