シートリップ

年末年始は北海道と青森で雪景色や温泉を楽しみたいリピーターが増加しました。

3位だった韓国は中国政府からの圧力で11位に転落しました。

日本も団体旅行は中国政府からの制限がありましたが、個人旅行が増加で影響はあまりなかったみたいです。

少子高齢化社会に向かう日本では、中国の動向は無視できなくなっています。

国の旅行予約サイト最大手、携程旅行網(シートリップ)によると、年末年始の海外旅行の人気旅行先の1位は日本だった。

地方都市の一部で団体旅行を制限したが、個人旅行の比率の高まりに加え、口コミで評判が広がったことなどから前年の3位から躍進した。外交関係が悪化した韓国は前年の2位から11位以下の圏外に転落した。 日本向けでは北海道と青森が特に人気で、雪景色や温泉を楽しみたい旅行者が多かったという。重慶市の旅行会社は「観光やグルメを楽しんだ体験談が口コミで伝わり、若い女性を中心に確実に楽しめる渡航先としてリピーターが増えている」と分析する。

 韓国が圏外に転落したのは米軍の地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)問題がきっかけだ。中国の旅行会社が団体旅行の販売をとりやめた影響が大きい。個人旅行客も外交関係の悪化を受けて敬遠したとみられる。

 渡航先は前年より2割多い66カ国・地域596都市で消費者の多様化が進む。南極やヒマラヤを訪れたり、アラスカなどでオーロラを楽しんだりするツアーが人気を集めた。東南アジアでダイビングをする旅行者は3倍以上に増えたという。

 携程は3億人の利用者を抱える最大手。28日から2018年1月1日に出発する利用者の予約内容をもとに調査結果をまとめた。45%が海外(香港、マカオ、台湾を含む)で、55%が国内が旅行先。海外旅行のうち、個人旅行が60%を占めた。海外旅行の平均消費額は6527元(約11万3000円)だった。

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